マグリット展に行ってきた
行こう行こうと思って先延ばしにしてきたマグリット展、
ついに今日行くことができた!
(友達がこの鳥をみてTwitterと言っていた。わかる気がする...)
大学時代は芸術学科に所属していたこともあり、休みをみつけては積極的に展覧会に足を運んでいたけど卒業してからはすっかりご無沙汰。
そして、マグリット展が開かれている国立新美術館は何度もお世話になっている。
国立新美術館の企画展で特に印象に残っているのは2011年に開催された「モダン・アート,アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―」展で、お土産売り場で購入したエドワード・ホッパーの「日曜日」に登場する男性のピンバッジは今も大切に保管している。
座っているおじさんのピンバッジ、たまらなくシュールである。
なんで寒そうにしてるのかな。
で、話を戻して今回の展覧会はというとさすが、巨匠マグリットといったところ。
マグリットの世界観すげえ(小並)
おじさん大量出没。
マグリットの作品は言葉やイメージ、時間や重力などありとあらゆる常識を全て切り捨てていて、どれも時間を忘れて見入ってしまうくらい、惹き付けられるものばかりでとても刺激的だった。興奮して図版買っちゃったよ。あとポストカードも。
今回の展覧会を通して、個人的にはやっぱりシュルレアリスムの作品が一番好きだと改めて実感した。写実主義や印象派の作品もいいけどね。
多くのシュルレアリスム作品は、解説無しに一目見ただけではなんの絵だかよくわからない。周りの人達はこの絵をどう捉えているのか、この絵はいったい何を意味しているのか、そもそも意味なんてあるのか、というような疑問が次から次へと浮かび上がり色々考えさせられる。
この一筋縄ではいかないようなメッセージ性をもつシュルレアリスムは僕のひねくれた性格と相性が合いずっと見ていられる。
じっくり考えて作品の意図を理解できたときは気分が良いし、さっぱりわからないときは少し悔しく感じる。そんな癖のあるジャンルである。
ちなみに今回はすいてる時間を狙って平日の昼間に行ったけれど、それでも結構人がいました。6月いっぱいまでの開催なのでまだの人は是非、お早めに。
それでは!